教師術

【新任教師・初担任の先生に】学級経営にオススメの本8選【実践済み】

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本記事は、「学級経営に自信のない先生が安心して良い学級をつくるためのオススメ本」についてです。

大学の講義では学級経営の方法を教えてくれないから不安だ。

1年間、子どもたちが安心して過ごせる学級をつくりたいが、やり方が全くわからない。

初めての学級経営を失敗したくない。

新任教師や初めて担任をする先生は、学級経営についてまったく技を持ち合わせていません。何年も学級担任をしている先生は、ある程度スタイルが確立されますが、初めての場合に学級経営について何も知らないのはキツイです。

仕事は何事もトライアンドエラーで構わないのですが、学級経営は知識や技術がないと間違った方向にトライしがちです。実際に学級経営に着手する前に、ある程度学級経営の知識を得て、実際に技術を使っていけるようにしましょう。

雪乃
雪乃

今回は、私が学級経営をする際に参考にしたオススメ本を紹介します。

新任教師・初担任の先生向けの学級経営オススメ本

学級経営の本は世の中に山ほど出回っていますが、ここでは「新任教師向け、初担任の先生向け」の本を紹介します。

雪乃
雪乃

私は教師に転職して2年目で始めて学級担任をしました。

1年目は副担任だったので、先輩教師の担任業務を見ながら、学級経営の本を読んで、自分はどのように学級経営をするかを想像しながら準備をしました。

しかし、1年目から学級経営を任される先生もたくさんいるので、教師になる前から学級経営の本を読んで、「自分ならばどうするか」をイメージしておきましょう。

新卒教師時代を生き抜く心得術60―やんちゃを味方にする日々の戦略

「新卒教師時代を生き抜く」とは、新卒教師が精神的にしんどくなることを予期している題名です。

学級経営にはたくさんの技がありますが、「これさえしておけばOK」という基本的な内容が端的に示されています。題名は「心得術」ですが、具体的な実践方法も豊富に書かれているので、初心者でもすぐに自分の学級経営に取り込むことができます。

著者の野中先生は小学校の先生ですが、中学校でも高校でも十分に参考になる内容です。

雪乃
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ちなみに、初心者教師だけでなくベテラン教師の学び直しにも最適です。私は、毎年新年度に学級開きをするたびに、この本にお世話になりました。

なぜかクラスがうまくいく教師のちょっとした習慣

学級担任になった時、「なぜあの先生の学級はうまく回っているのか」と感じることがあります。この本を読むことで、「うまく回っている学級の良い習慣」を知ることができます。

学級経営をする上で大切なこと、具体的な実践例がたくさん書かれてあります。すぐに実践できることばかりなので、実際に試しながら読むと、さらに理解が深まります。

ゼロから学べる学級経営 ―若い教師のためのクラスづくり入門―

こちらも小学校の学級経営の本ですが、中学校・高校でも参考になります。「ゼロから」と題名にある通り、学級経営のことを何も分かっていない初心者教師向けの本です。

雪乃
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教師に対する意欲がある大学生に対して、「不安だけが大きくならないように」「間違った方向に進まないように」と願って書かれた本だと感じます。

初心者だけでなく、何年も学級経営をしている先生が基本を確認するために読むのもオススメの本です。

中学の学級経営―黄金のスタートを切る“3日間のネタ”110

中学校の先生向けに書かれた本ですが、小学校・高校の学級経営にも十分使えます。

新学期3日間の具体的な実践例が、豊富に書かれています。学級だよりの例もたくさん挙げられており、参考になることだらけです。

生徒に『私はできる! 』と思わせる超・積極的指導法

中学校教師の長谷川先生によって書かれた本で、長谷川先生のさまざまな実践が書かれてあります。

・子どもを叱ることよりも、子どもに教えて、褒めること。

・子どもの自己肯定感を上げるために教師ができること。

どんな教師にでもすぐにできる内容も書かれてあるので、教師に「やってみよう」と思わせる良書です。

中学の学級開き 黄金のスタートを切る3日間の準備ネタ

この本も、中学校教師の長谷川先生によって書かれた本です。

新学期始めの3日間の大切さは各書で述べられています。新学期の準備から、子どもたちへの指導方法まで、細かく実践方法が紹介されています。「新学期の準備チェックリスト」はとても重宝します。

校種は関係なく、参考になる一冊。

荒れには必ずルールがある―間違った生徒指導が荒れる学校をつくる

学級経営というよりは、生徒指導について書かれた本です。学級経営には生徒指導の知識・技術も必要なので、生徒指導の本も読んでおくことをオススメします。

雪乃
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「間違った生徒指導」という題名に、心をえぐられます。荒れた学校は、子どもが原因ではなく、教師の間違った生徒指導が原因ということです。

初心者教師だけでなく、ベテラン教師にもオススメの本です。

教師のための失敗しない保護者対応の鉄則

学級担任をすると、保護者と接する機会が激増します。

この本には、保護者対応の基本から、教師が保護者対応で悩んでいることへの解決策、実践例まで書かれています。保護者のカテゴライズもされており、自分が困っている保護者への対応方法を知ることができます。

保護者対応に困っている先生も、始めて学級担任をする先生にもオススメの一冊。

学級経営スキルは読書と現場の実践で向上させる

今回は、学級経営にオススメの本を紹介しました。

学級経営と言っても、生徒指導や保護者対応も含まれます。結局教師に求められる「教師力」はいろんなスキルが必要なのです。この「教師力」を向上させる学習は、大学では知ることができません。

また、教育現場での「トライアンドエラー」の実践だけでは、効率が悪すぎます。

雪乃
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したがって、これらのオススメ本を読んで知識・技術を得て、並行して現場で実践していくことが大切です。

これを繰り返していくことが、「教師力」を向上させる近道です。中堅教師・ベテラン教師になったとしても、本を読んで、ご自身の教師力を確かめることをしていきましょう。

毎日現場で頑張る先生方が、効率よく、自信をもって仕事に取り組めるように、応援しています。

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