本記事は、教員採用試験に合格するための第一歩「『教員養成セミナー』と過去問分析で計画を立てる」についてです。
■ 教員採用試験は範囲が広く、何から手をつけていいかわからない。
■ 勉強時間がなかなかとれないから、試験に必要なことだけ勉強したい。
■ 苦手な範囲を勉強する気にならない。
本記事を読むと、教員採用試験の準備に悩んでいる人が、「計画的に勉強を始めるぞ!」と前向きな気持ちになれるはずです。
社会人9年目(講師経験なし)の私が、教員採用試験を奇跡的に一回で合格した経験に沿って、試験の準備・計画の方法について解説します。
教員採用試験は準備した者勝ちです。諦めずに、試験に向かって準備していきましょう!
「教採対策を始める」人は定期購読がオススメ!
○ 教員養成セミナー 定期購読のお申込み
・『教員養成セミナー』は教採を受験する人に絶対必要な学習&情報誌。
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教員採用試験は一年計画で対策を
教員採用試験は、一年計画で対策をすると良いです。
「教員採用試験を受ける」と決めたら、以下の流れで情報を収集しましょう。
■ 『教員養成セミナー』を定期購読し、教員採用試験までの流れを知る。
■ 受験する自治体を決める。
■ 受験する自治体の過去問分析をして教採対策の計画を立てる。
■ 実際に教採対策を始める。
『教員養成セミナー』を定期購読し、教員採用試験までの流れを知る
教員採用試験は試験の一種なので、まずは情報を得ることが大切です。
周囲に同じように教採を受ける人がいる場合は、比較的簡単に教採の情報が入ってきます。例えば、教育大学に在籍している大学生などです。しかし、それ以外の場合は、自分で情報を得る必要があります。
教採の正確な情報を得るために、教採に特化した雑誌を読むことをオススメします。
私の場合は、教採の一年前から時事通信出版局の『教員養成セミナー』を定期購読していました。
『教員養成セミナー』の特長
■ 教採に向けて、「今はこんな時期」ということを教えてくれる。
■ 教採の「計画の立て方」や「合格体験記」を読むことで、試験対策の参考にできる。
■ 一年間の定期購読をすることで、教採の一年前から自然と試験対策ができる。
「試験の準備は情報収集から」です。『教員養成セミナー』で教採対策を始めましょう。
教採対策は一年前からできれば本当に上出来です。「忙しくてなかなかできない!」という人もモチベーションアップのために、まずは『教員養成セミナー』の購読申し込みをすることをオススメします。
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教員採用試験を受験する自治体を決める
次に、教員採用試験を受験する自治体を1つに決めます。
どの自治体を受けるかは、もう決まっていますか?もしまだ決まっていない場合は、すぐに決めましょう。
教員採用試験は、自治体によって日程や内容が異なります。受験する自治体を決めることで、教採対策ができるようになります。
自治体を決める代表的な理由は、以下が考えられます。
・地元の自治体を受ける。
・出身大学のある自治体を受ける。
・競争率の低い自治体を受ける。
・本命の自治体と試験の傾向が似ている自治体を受ける。 など
受験する自治体は1つに絞った方が良い
教採受験のチャンスは、1つの自治体につき年1回しかないため、複数の自治体を受けたいという人もいるでしょう。しかし、できるだけ受験する自治体は1つに絞った方が良いです。
教採の内容は自治体ごとに異なるため、自治体ごとに教採の傾向をつかんで準備をする必要があります。
1つの自治体の場合は全力で1つに取り組めますが、2つ受ける場合は少しパワーを分ける必要があります。試験の傾向が似ている自治体ならば2つ受けても良いかもしれませんが、2つの傾向を分析する必要がありますので、結局2つはオススメしません。
1年に1回の教採に全力で挑めるように、1つの自治体を選んでみてください!
【体験談】2つの自治体を受験したこと
ちなみに、1つの自治体に絞ることを勧めておきながら、私は2つの自治体を受験しました。
ブーイングが聞こえてきそうですが、1つは地元の自治体、もう1つは隣の自治体で、2つとも近い場所を受験しました。私が受験した2つの自治体の日程や試験内容は以下の通りでした。
【一次試験】
・日程:2つの試験日程が異なるため、両方とも受験できる。
・試験内容:
地元の自治体:筆記試験・集団面接
隣の自治体:集団面接のみ(社会人推薦枠により筆記試験免除)
【二次試験】
・日程:2つの試験日程が同じため、どちらか一方しか受験できない。
・試験内容:
地元の自治体:筆記試験・個人面接・論作文
隣の自治体:筆記試験・個人面接
このように、二次試験の日程は2つとも同じ日なので、2つとも合格した場合はどちらか1つに絞る必要がありました。
したがって、とりあえず一次試験を2つ受験し、一次試験の結果によって二次試験を考えようとしました。結果は、地元の自治体は合格、隣の自治体は不合格だったため、必然的に二次試験は地元の自治体1つに絞れました・・・。
私が2つの自治体を受けた理由は以下のとおりです。
・2つとも近場なので、時間やお金、精神的な負担が少ない。
・教採は1年に1回しかないので、数をこなして面接や筆記試験の様子を見ておきたかった。
・隣の自治体は一次試験が面接だけなので、2つ受験してもしんどくない。
・一次試験の集団面接は結果がどう転ぶか分からないことが不安だったので、2つ受験した。
結局、隣の自治体は集団面接で不合格なったのですから、「私は地元の自治体に縁があるんだ!」と意気込んで、地元の自治体の二次試験に挑むことができました。
「すべての試験が2倍になる」という受験の仕方はオススメしませんが、これぐらいの負担ならば2つ受けるのも良いかもしれません。
受験する自治体の過去問分析をして教採対策の計画を立てる
受験する自治体を決めた後は、受験する自治体の過去問分析をして教採対策の計画を立てます。
教採対策で一番大切なことは、「教採に必要なことだけを勉強する」こと。
言い換えれば、「不要なことは勉強しない」ということです。必要な準備だけをして、教採に間に合わせるようにしましょう。
必要・不要は、過去問分析で分類します。
私が受験した自治体の試験内容で、準備すべき内容を見てみましょう。自治体ごとに試験内容が異なるので、ご自身の自治体の過去問を確認してくださいね。
【一次試験】
・筆記試験(教職教養・一般教養)
・集団面接(集団討議を含む)
【二次試験】
・筆記試験(教科専門)
・論作文
・実技試験
・個人面接(模擬授業を含む)
試験内容を、筆記試験・面接試験・模擬授業・実技試験の大きく4つに分類します。
筆記試験
筆記試験は以下の3つに分類できます。筆記試験対策は一年間かけると良いです。
教職教養・一般教養・教科専門
私の自治体の場合は、一般教養の割合が非常に少ないため、過去問を解くぐらいにしました。割合も過去問を見れば書いてありますので、確認しましょう。出題される割合で勉強時間を計画し、準備します。
面接試験
面接や集団討議、論作文は同時に対策できるので、1つとして考えると良いです。試験の1ヶ月ほど前から準備をし始めましょう。
集団面接(集団討議を含む)・論作文・個人面接
模擬授業
模擬授業は、ほとんどの自治体で二次試験以降に実施されるので、一次試験が合格してからの準備で間に合います。
大学生や社会人の人は、教育実習のときに授業をすることを経験する以外になかなか経験が積むことができません。大学で実施している模擬授業の講座や、塾講師のアルバイトをするなど授業の経験を積むのも良い手です。
私の場合は、教員免許を取得した通信制の大学で模擬授業の講座を受けることができたので、模擬授業を3回ほど経験してから試験に臨みました。
実技試験
実技試験は、一次試験で実施される自治体と二次試験以降の自治体に分かれます。大学の先生や、小中学校、高校の先生にお世話になって、試験対策をしてもらいましょう。
実技試験は、例えば体育で自分の専門ではない競技を受ける必要がある場合は時間をかける必要がありますが、それ以外は直前の対策で問題ありません。
実際に教採対策を始める
教採の一年前から、教採対策の計画を立て始めます。以下の3つが完了すれば、実際に教採対策を始めましょう!
■ 『教員養成セミナー』を定期購読し、教員採用試験までの流れを知る。
■ 受験する自治体を決める。
■ 受験する自治体の過去問分析をして教採対策の計画を立てる。
教員採用試験は、1年に1回しかありません。
普段の生活があるなかで、試験対策をしないといけないのは大変なことです。しかし、「合格したい!」という気持ちがあるのならば、まずは教採対策の計画を立てることから始めましょう!
「自分はこれだけ準備したから大丈夫!」という気持ちで試験に臨むことができれば、もう合格したも同然です。
限られた時間で効率良く準備をしていきましょう!
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